コラム

カルテNo.27【Keeogo体験@信越~当事者母の想い】

2022.01.29

元気に生まれ健康に育っていた娘が、わずか13歳で中途障がい者になるなんて夢にも思っていませんでした。

お医者さんに
「一生自分の意思で歩くことはできない。一生寝たきりか、良くて車いすの生活になる」と宣告されるほど脳のダメ―は大きかった娘ですが、若さに奇跡が加わり高次脳機能障害と左半身のマヒはあるもののなんとか自分の足で生活できるまでになりました。
今、キラキラ高校生活をを満喫しています。

誰に似たのか、負けず嫌いでポジティブな娘は、うまく歩けなくても、左手が使えなくても、どんどん社会へ出て行きます。
できないと決めつけず、どんなことにもチャレンジしています。
「障がいがあったらかわいそうな人生になってしまうなんてことはないんだ。
どんな状態でも、自分で『幸せ』になることができるんだ」と、娘の姿から学びました。

医師からの宣告を思えば、今の状態はもう100点を超えていて、これ以上望んだらバチが当たるとも思いますが。(笑)
人間は欲深く、ならば、もっときれいに歩けたらいいのに…という想いは本人よりも、客観視できる親のほうが強く感じているかもしれません。

Keeogoとは鹿島さんとの繋がりでのその存在を知りました。
Facebookでの投稿や、実際体験されている方の動画などを拝見し、娘と2人で「やってみたいね」とずっと話していましたが、この12月に念願叶って体験をさせて頂くことができました。

はるばる私たちの住む長野まで、4名のスタッフがおいでくださり、娘が倒れた時からお世話になっているOTの先生も駆けつけてくださり、とってもにぎやかで楽しい『体験』をさせて頂きました。

AI搭載とはお聞きしていたものの、実際どういったものなのか良く分からずにいました。(ごめんなさい)
でも機械の力のみでなく、専門の方が身体の使い方や意識の仕方などを時間をかけて丁寧に診てくださいました。
AIと人間がタッグを組んでお互いの良いところを生かし合い、足りないところを補い合いながら脳と身体にアプローチする。
私にはそんな風に見えました。

実は娘は認知療法のようなリハビリが自分に合うと言っており、娘を良く知るOTの先生も体験の様子を見て娘に『合っている』と言っていました。

「すっごく疲れたけど楽しかった!!またやりたい!」が娘の素直な感想でした。
「疲れた」は、脳を一生懸命使った証です。大満足な疲労感だったようです。

学校もあり、住まいは長野。
色々壁もありますが、本人の想いを大切にkeeogoとの繋がりを大切にして行けたらと思っています。

障がいがあっても幸せな人生は歩めますが、歩行が少しでもきれいになったら、その人の人生はもっと彩豊かになりますし、もっともっと自信が持てるようになるでしょう。

今回来てくださったスタッフの皆さんのあたたかい「想い」は、リハビリでの、娘への関わり方から強く伝わりました。
「どうかこれからも、思いの詰まった素敵な時間を待ちわびているみなさんに、お届けください」

☆体験の日を境に、娘はそれまで忙しさにかまけていた家での自主トレを再開しました。
あの1日で心も身体も、たくさんのことを得たようです。本当にステキな時間をありがとうございました。
それから、これからもよろしくお願いいたします!(母)

そんなKeeogo体験会当日の様子はコチラ


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